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株式会社ダイセキ
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●サイトマップ
株式会社ダイセキ
代表取締役社長 坂本 征紀 氏
http://www.dai-seki.co.jp/
創業40年超の信頼と確かな技術力により、
機械設計会社として
お客様に貢献できることを追究し、
関西の”ものづくり”を支えていきます。
入居:2017年11月より
Q1 .
御社の事業内容についてお聞かせください。
当社は機械部品関連大手のミスミグループの機械設計会社です。1978年に兵庫県明石市で創業し、2015年よりミスミグループの一員となりました。業務は大きく2本柱で、一つは自動車や半導体産業をはじめとするFA設備(ロボット活用含む)の設計を担う「設備設計」分野と、もう一つは意匠を踏まえた自動車部品、駆動源が含まれる医療機器等、幅広い業界の製品開発を担う「製品設計」分野です。
形態としても二通りあります。お客様から依頼された開発テーマにふさわしいエンジニアを常駐派遣して業務を遂行する「派遣」スタイルと、当社事務所内にて案件を遂行する「請負」スタイルの両方で、現在はおおよそ半々くらいの割合です。主なお取引先は川崎重工業、アイシングループ、神戸製鋼グループ、パナソニックグループ等多岐にわたります。
Q2 .
神戸商工貿易センタービルに入居されたきっかけをお聞かせください。
ダイセキは創業以来約40年間、兵庫県明石市を本社としてきましたが、設計効率の向上と職場環境改善を目的に明石本社と大阪事業所の2カ所に分かれていた事業所を統合すべく候補地を探していました。お客様先へのアクセスや従業員の住所等を考慮した結果、明石と大阪の中間地点にある神戸は当初から最有力候補だったのですが、物件を探しているなかで神戸市の補助金制度を知り、貿易センタービルだと補助額が更にプラスされると聞き好印象でした。
特に、当社のお客様は関西エリアは姫路近辺から京都、滋賀にわたり、関西以外でも名古屋事業所、東京事業所近郊に多数いらっしゃるので、高速道路、鉄道(在来線、新幹線)、空港と移動手段がすべて揃っている利便性も大きな魅力でした。
そんな中、実際にビルに視察に来てみると何といっても眺望がとても良い。海と山の双方の景色が望めるちょうど良い広さの部屋が空いていたので、他物件との比較で迷うことなく決断することができました。めぐり合わせというか、運が良かったですね。コスト面でも補助金制度が我々の意思決定を力強く後押ししてくれたおかげで、計画~移転実施が早期に実現できたと思います。
Q3 .
神戸市企業拠点移転補助金制度を活用された感想をお聞かせください。
この制度は不動産業者さんに紹介してもらいました。補助金の占めるウェイトが賃料総額に対して高く、移転に係る引っ越し代を吸収できただけでなく、約3年間適用されるので将来の人員増を見込んで多少広めのスペースを借りることができたことは大きなメリットであり、非常にありがたかったです。
さらにこの補助金制度の認定を受けると、ビルの共益費も3年間優遇されるので、助かっています。
Q4 .
実際に入居されていかがでしょうか。
移転にあたってはデスクのフリーアドレス制導入、リフレッシュエリアの充実、出社・休憩時間のフレキシブル化(ノー残業デー導入含む)等、働き方改革に向けた仕掛けを積極的に埋め込みました。これらの仕掛けが功を奏し、スタート1カ月で設計効率が10%UPし、大きな効果を出すことができました。
ダイセキオフィスは16階にあるのですが、北側は六甲の山々、東側と南側は神戸港を見渡せる絶好のロケーションです。仕事に集中した後のちょっとした休憩時間にこの景色が眺められるのはこの上ない癒しになっており、社員からも大好評です。また、毎年夏には神戸の花火大会に合わせてオフィスを社員のご家族にも開放しており、クーラーの効いた室内から窓いっぱいに広がる花火を眼下に観覧できる環境はご家族の方にも大変喜ばれています。
食事場所はビル内に多数あり便利ですし、社員のコミュニケーションの一環として、ビル周辺マップに「どこそこの店が美味しい」といった情報を自由に掲示してみんなで情報を共有しながら食べ歩きを楽しんでいるようです(笑)。
個人的なことですが、このビルは私が神戸市の小学生だった頃に遠足で最上階の展望台に来た記憶がある思い出深い場所です。そのような個人的にもゆかりのある、神戸で古くからランドマーク的存在として親しまれてきた建物に毎日出勤しているのは、不思議な気分になるのと同時に非常にうれしく思います。
Q5 .
今後の目標などをお聞かせください。
ダイセキは「設計会社としてお客様のお役に立てることは何か?」を社員全員が日々念頭に置きながら事業を推進してきました。おかげさまでここ数年、業績、社員数ともに大きく伸びていて、お客様に確実に貢献できているという手応えを強く感じています。
今後は多様化するニーズに合わせて技術力やサービス内容に更なる磨きをかけ、近い将来には貿易センタービルを5フロア、10フロア貸し切れるくらいの規模に成長して、関西の”ものづくり”を設計会社という立場からよりいっそう盛り上げていきたいと考えています。
神戸は歴史ある街で昔から外国との盛んな交流を営んできた、いわゆるグローバル都市です。今後、ダイセキが日本だけでなく世界に広く目を向けて事業拡大していくためにも、いい街に拠点を持つことができたと感慨深く思っています。